2026年7月1日、千葉大学国際高等研究基幹・環境健康フィールド科学センターと姫路大学の研究グループによる研究成果が、国際学術誌『Scientific Reports』に掲載されました。
この研究では、日本を代表する食品である和牛(黒毛和種)の味覚刺激が、人の心理・生理反応にどのような影響を与えるかについて検証が行われました。
『Scientific Reports』掲載論文はこちらから →10.1038/s41598-026-48123-z
20代の健康な男女49名を対象に、和牛(兵庫県産黒毛和種)のヒレ肉・シャトーブリアンと大豆由来代替肉を比較した結果、和牛は代替肉と比べて主観的な「美味しさ」や「リラックス感」を高めることが示されました。
さらに、和牛をより「美味しい」と感じた人ほど、リラックス時に高まる副交感神経活動が上昇し、覚醒・ストレス時に高まる交感神経活動が低下するという有意な相関が確認され、和牛の美味しさと生理的なリラックスとの関係を示す新たな知見として報告されています。
この研究で使用された兵庫県産黒毛和種のヒレ肉・シャトーブリアンには、上田畜産が肥育する「但馬玄」をご採用いただきました。このような意義ある研究の一端に携わる機会をいただけましたことを、大変光栄に思っております。
本研究の成果をまとめられた、千葉大学ならびに姫路大学の研究グループをはじめ、関係者の皆様の多大なるご尽力に深く敬意を表しますとともに、心よりお祝い申し上げます。
私たちは、生産者として牛を育てるだけでなく、科学的な視点から探究し、その魅力を未来へつないでいく取り組みにも深い意義を感じています。
これからも、但馬牛の伝統と命を大切に受け継ぎながら、日本が世界に誇る和牛文化のさらなる発展に貢献できるよう、誠実なものづくりを続けてまいります。
※本ページに記載の内容は、千葉大学のニュースリリースおよび『Scientific Reports』掲載論文に基づいています。